キャンピーズをやっつけろ! ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)が、子ども向け食品安全絵本を公開
BfRが1月15日、ミニ絵本「A journey of discovery into the world of bacteria and viruses」を公開しました。かわいらしいです。
子どもたちがBfRを訪れ、シュリンクマシンで体を小さくしてもらい、台所のシンクや冷蔵庫を旅する物語です。このイラストは、シンクに座っている子どもたちとシンクの中の微生物たち。中に悪モノもいます。
悪モノとして登場するカンピロバクター、略してCampys。実際のカンピロバクタージェジュニの写真とイラストを比べてみると……。うーん、イラスト、なかなか雰囲気出てますね。
Campysが鶏肉にいること、冷蔵庫内でドリップが落ちて下のサラダを汚染することもあるため冷蔵庫内の収納位置が大事であること、鶏肉はしっかり加熱して食べれば安全なことなど、説明されています。子どもたちへのtipsとして、調理前と後、食べる前の“しっかり手洗い”も強調されています。
日本では、食中毒の原因菌の最多は近年、ずっとカンピロバクター。しかも、鶏たたきや鶏刺しなどの生食、加熱不足の焼き鳥などが主な原因食品となっています。
ドイツでは生食はされませんが、カンピロバクターの食中毒対策は日本と同様に重要です。
この絵本は、1年生以上の子どもを読者として想定しており、ドイツ語版と英語版が公開されました。PDFのダウンロードをできますし、紙の本も無料で送ってもらえるようです。BfRが力を入れていることがわかりますね。やっぱり食品安全対策は、子どもの時からていねいに伝えてゆきたい。こういうのも、たいせつなリスクコミュニケーションです。
日本の内閣府食品安全委員会も長年、子ども向けの教材として「キッズボックス」を発行してきたのですが、現在、ちょっとお休み中です。
BfRに負けてはいられない。コンテンツを今、仕込んでいるところですので、どうぞお楽しみに。
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